年代別予防 65歳~

65歳~の特徴と予防のためのアドバイス

65歳~の特徴と予防のためのアドバイス

65歳~を過ぎると歯を失って義歯やインプラントなどの治療を受ける方が増えてきます。そのため、この年代以降は、ご自身の天然歯をいかに長く残せるかが、今後の人生を豊かに過ごせるかどうかのポイントです。さまざまな病気が顕在化してくるため、歯が痛くなってから、歯を失ってから治療を受けるのではなく、できるだけ天然歯を残し、しっかり噛んで楽しく食事ができる口腔内環境に整えておくことが重要なのです。

天然歯の本数は生活の質(QOL=Quality of Life)を大きく左右します。老化といった仕方のないことでQOLが下がることはなく、天然歯を多く残せば食生活を充実させることができ、お口以外の病気の予防にもつながるので、健康的で豊かな生活が見込めるのです。若いうちから予防意識を高く持って定期検診を受け、歯を失ってしまうリスクを低減しましょう。

「噛む」機能の重要性

「噛む」機能の重要性

しっかり噛めないと、パンやめん類など柔らかいものばかり食べることになります。すると、血糖値が上がりやすくなり、糖尿病を発症してしまうことがあります。糖尿病になれば、充実した食生活を送ることができなくなってしまうでしょう。また、糖尿病を発症してしまえば、歯周病にもなりやすくなり、歯周病と糖尿病の相互関係により互いを進行させ、健康的な口腔内環境の維持も難しくなってしまのです。

逆に、しっかり噛むことによって刺激が脳に伝わり、ボケ防止につながります。また、しっかり噛み締めることでふんばりが効くので、転倒防止にもなります。「噛む」という機能の重要性を認識しできるだけ天然歯を残すように努めましょう。

壮年期以降の口腔ケアのポイント

永久歯の寿命について考えたことがありますか? 通常、永久歯の寿命は生えてから50年ほどといわれています。もし、10代はじめに生え揃った永久歯であれば、60代を過ぎた頃には既に50年経っていることになりますね。そこからは、いかにケアをしながら天然歯を維持し、失った歯を補って噛み合わせのバランスをとっていくかが重要になってきます。毎日のブラッシングだけでなくプロによるプラークコントロールを続けましょう。なお、万が一すべての歯を失った場合、食いしばりには注意しましょう。強い咬合圧は歯の喪失を加速させるので、マウスピースでの対策が必要です。

また、食生活の改善を通してQOLの向上を目指す入れ歯やブリッジ、インプラントという補綴(ほてつ)治療は人工物といえお手入れは必要になります。当院は、現在のお口の状態とこれまでのお口の病歴・治療歴などをしっかり把握して、ベストなお手入れ方法や予防プログラムをご提案いたします。そして、QOLを高めるアドバイスをしながら豊かな老後を送るお手伝いをします。

この年代で関わりの多い治療 ~入れ歯~

当院院長は、大阪大学医学歯学部付属病院にて義歯の研究・研鑽を重ねており、現在も義歯研究のグループで活動を積極的に行っています。入れ歯・義歯のお悩みがあるなら、ぜひ一度ご相談ください。快適な食事や会話が楽しめる、噛み合わせを考慮した入れ歯づくりをお手伝いすることで、豊かな老後をサポートいたします。

金属床義歯(チタン床)

生体親和性の高い金属「チタン」を床に使った入れ歯です。金属アレルギーを起こす心配が少なく、他の金属よりも薄く強度の高い入れ歯が作れます。食べ物の温度なども感じながら、楽しい食事ができるのが金属床義歯の特徴です。

フィンデンチャー

歯ぐきや顎の骨が痩せ、通常の入れ歯は痛くて使えないという方におすすめな入れ歯です。「フィン」とは入れ歯の縁について「ひれ」のこと。浮かずに使え、しっかり噛める感覚が手に入ります。

留め具の目立たない保険の部分入れ歯

入れ歯を固定するための留め具が目立たない入れ歯です。保険適用のため、費用負担も少なく、作製期間も短く済みます。見た目を気にされる方におすすめです。

金属床の入れ歯の症例のご紹介

金属の薄く丈夫な入れ歯です。違和感なく美味しく食事ができます

お口の健康を保つためには、予防が肝心です予防歯科の重要性

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