【食育】食べる時の姿勢と噛む力

【食育】食べる時の姿勢と噛む力

こんにちは。神戸市西区にある「たかしデンタルクリニック」歯科衛生士の勝田です。
今回は、食べる時の姿勢について、お話ししたいと思います。
どうして歯医者のブログで姿勢について?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

実は、食べる時の姿勢は、噛む力に影響してしまうのです。

では、ここからは皆さんがどのような姿勢や環境で食事をとっているか、思い浮かべながら読んでみてください。

まず、椅子に座った時、足裏は床についていますか?

足の裏が床から浮いた状態では、噛む力が低下してしまうので、よく噛まないまま食事をしてしまっている可能性があります。椅子の高さが合わなくて足裏が浮いてしまう場合は、台を用意して足裏がつくようにすると良いですね。

 

次に、食べる時、テレビは観ていますか?
そしてテレビはご自身から見てどの位置にありますか?

食事中、テレビを観る方は多いのではないかと思います。
テレビが、ご自身から見て右もしくは左にある場合、そちらを向いて食べていませんか?
横を向いたまま噛んでいると、顔を向けた方の歯で噛みやすくなってしまいます。
例えば、右を向いたまま噛めば、右側の歯で噛んでしまう、ということになります。

本来、左右両方の歯でバランス良く噛むのが理想です。
しかし、そのバランスが崩れてしまうと、片側の歯や顎にばかり負担がかかってしまいます。

 

たくさん噛むことのメリットは以前のブログ「たくさん噛むことによる3つのメリット」にも書かせて頂きました。しっかりと、たくさん噛みたいのに、姿勢が悪いだけで満足に噛めなくなってしまいます。

皆さんが、良い姿勢でたくさん噛んで、健康なお口になっていただけるとうれしいです(^-^)

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