歯科業界にもデジタルの波が!?

歯科業界にもデジタルの波が!?

こんにちは、歯科医師の伊賀です。

歯科治療は僕が歯科医師になる前は職人仕事のような扱いをされていることが多く、
見て学べという風習が強く、治療も歯科医師の感覚に依るところが
おおきかったと聞きます。

それがCTによる画像撮影に代表されるような様々なテクノロジーや
技術が発達したことにより
感覚によるものから、より論理的な規格化された治療を
患者様に提供できるものへと
変わってきたと大学の授業で教わりました💻

そして今、さらに当院を受診していただいている患者様に
よく驚いていただいているのですが、
以前は粘土のようなもので口の中を型取りしていたのに対し、
いまは口腔内スキャナーで無数の写真データーをとることにより
型取りが完結できるようになっています(^^)/

そのデーターは被せ物を作るだけでなく、先述のCTで撮影した
データーと組み合わせ、
口腔内スキャナーによる歯肉(歯茎)と歯のデータ、
CTによる骨のデーターを重ねる合わせることで
患者様自身の口の中をデジタルで再現することが可能です🦷

そうすることで、いままで感覚的なものに頼ることが大きかった
(インプラントや外科処置など)がより安全に、より思った通りに、
治療効果があげられることができます。

また患者様にもそのデーターを用いることで治療内容もよりイメージしていただきやすくもなり
いいことばかりのように感じています。
ただ、このデジタルでの作業はなかなか難しく、
いつもポジティブな院長が学習の際に弱音を吐くほどです笑

このような患者様のために苦手なことにでも
積極的に取り組もうとする院長の姿勢に尊敬の念を示しつつ、
院長とデジタルからも患者様の健康にアプローチできるよう
頑張っていきたいなと思います!

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